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2017年2月3日金曜日

MOSSA本家による「筋膜」に関する解説動画


最近、筋膜リリース(myofascial release, 筋膜はがし)が話題ですね。私の通うフィットネスクラブでもストレッチエリアでされている方々をお見かけします。一方でそもそも筋膜が固くなってしまったり、癒着してしまったりする前にそれらを防ぐことも同時に重要だと思います。

MOSSA本家のFacebookに関連する動画が投稿されていましたのでご紹介します(下図は画像なので動画を再生するにはその下のリンクをクリック)。


MOSSA Facebook Let's Move (2016/12/18): Davis's Law is one of the reasons it's so important to train omnidirectional movements both with and without load. ...


このブログでは全訳は扱いませんので詳細は動画を参照いただけると幸いですが、要点だけをまとめてみます。


筋膜は動作を形成するだけでなく、逆に動作によって筋膜は形成または再形成される。
ちなみに「筋膜」というのは総称で実は「筋内膜」「筋周膜」「筋外膜」と3層構造で筋繊維やその束をソーセージを包む膜のようにまとめあげています。筋肉の周りにも内部にも深層にも筋膜があるのですね。


デービスの法則:「軟部組織(筋膜)はどのように(またはどのような方向へ)ストレスがかけられたかに適応してそれ自身を治す」 
余談ですが・・・骨についても「ウォルフの法則」という類似した法則が有名です。


つまり、私たちが動作の中でどう筋膜を使うかによってその繊維パターンが筋肉の周りや内部で形成される。言い換えればトレーニングで様々な方向に動かすことで筋膜をより強く補強することができる。


最近よくMOSSAやViPRやファンクショナルトレーニングのトピックで目にする「多方向の動作トレーニング(Multidirectional Movement Training)」は、まさに筋膜の健康にも有効だということです。


ムーブメントトレーニングについて少し頭を整理しておきましょう。

  • Loaded Movement Training (LMT) : 負荷と一緒に動くトレーニング (最近のGroup PowerやGroup CoreやGroup Activeへ組み込まれてる種目がそうですね)
  • Unloaded Movement Training : 負荷なしの動作トレーニング(従来のものですね。Group FightやGroup BlastやGroup Grooveなどはまさにそうでしょう)
  • Multidirectional Movement Training  : 多方向に動くトレーニング。矢状面と前額面に加え水平面の動作を加えた3Dの動作 (Three-dimentional movement)や全方向の動作 (Omnidirectional movement)と言い換えられている場合もあります。負荷と一緒に動く場合(Loaded)とそうでない場合(Unloaded)のバリエーションが可能ですね。


いずれこの「第二の骨格」とも呼ばれる筋膜とトレーニングのトピックについて、このブログでも扱いたいと思います。個人的にはこれもまた最近話題の「仙腸関節」のトピックも非常に気になってます(笑)。

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