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2017年2月1日水曜日

人間は「エネルギー保存の法則」をうまく利用して歩行している


大昔・・・「エネルギー保存の法則」なるものを学校で習いました。教科書では平坦な場所にボールをおいても転がらない(運動しない)が、坂の上のように高い場所にボールを置くと坂の下へ向かって加速し転がる(運動する)みたいな例を使って説明されていました。当時、私は物理にあまり興味はなく、自分の現実の生活とリンクして考えることもあまりなかったので、ただ定期試験や受験のために嫌々勉強していた感覚の方が大きかった気がします(笑)。


しかし、なんとその「エネルギー保存の法則」のおかげで、私たちは日常生活において滑らかに歩行することができるそうです。




「エネルギー保存の法則は何に役に立つのか - リハビリテーション」


さて、歩行時の重心移動について補足しておきましょう。立った姿勢の場合に(成人では)身体の重心は仙骨(骨盤の真ん中にある正面から見ると逆三角形っぽい形の骨ですね)の前方に位置しているといわれます。足元から上、身長の大体55%くらいの位置だそうです。歩行時に片足を上げる(立脚)とその重心は上へ移動し、その後その足の踵(かかと)が地面に接地する際に下へ移動します(両足ともに地面に接地している状態)。このとき重心は5センチメートルくらい上下に移動するのだそうです。上でリンクさせていただいたブログ記事で述べられている通り、「エネルギー保存の法則」により、この重心が上へ移った位置エネルギーを「滑らかに前へ進む」歩行という運動へ連動的に効率よく利用しているわけですね。

人間の体は本当によくできていると驚かされます。





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